ANAマイルを貯めるために必要なツール | ANAマイル錬金術研究所

2017-11-23ANAマイルを貯めるために必要なツール

搭乗マイルとクレジットカードではマイルは貯まりにくい

 私も最初はそうでしたが、ANAのマイルを貯めようと思って実際に行うのは、スターアライアンス系の飛行機に乗って実際に旅行に行って搭乗マイルを積算してもらう事と、日頃の買物などをクレジットカードで支払い、クレジットカード会社のポイントをマイルに変換するという2つのパターンではないでしょうか。

 ただし、これらの方法だけで特典航空券(それもビジネスクラスなどの)と交換できるだけのANAのマイルを貯めるのは至難の業と言わざるをえません。例えば、日本からレギュラーシーズンにビジネスクラスでハワイに行こうとすると、特典航空券の場合は65,000マイルが必要です。日本の成田空港からフランスのパリまでエコノミークラスで搭乗したとして、比較的価格の抑えられた航空券だと片道で3,000~4,000マイルしか得られません。また、これだけのマイルをクレジットカードの買物ポイントだけで済ませようとすると、650万円分の買い物が必要です(※1)。平成27年度の日本人サラリーマンの平均が420万円であることを考えると、これはかなり現実的な数値ではありませんね。

※1 VISAカードの10マイルコースの場合


ANAのマイルを貯めるのに必要なツール

私もANAの陸マイラーを始めて2年ほどは、最初に書いた搭乗マイルとクレジットカード会社のポイントをANAマイルに移行する方法で頑張っていましたが、せいぜい年間30,000~40,000マイルくらいで、家族でビジネスクラスで旅行に行くなんて夢のまた夢でした。

それではどうやってマイルを貯めると効率的なのか、先人のマイラー達が見つけてくださった方法が、ポイントサイトを利用した効率的なANAマイルの稼ぎ方になります。具体的には以下のルートでポイントサイトのポイントを稼いで、ANAのマイルに交換するという方法になります。


上記の方法でマイルを貯め始めたところ、このルートを使い始めた2015年頃からは年間150,000マイルほどが貯まるようになり、2016年からは無事に家族を連れて年に一度はビジネスクラスで海外旅行に行けるくらいのマイルは貯まるようになりました。

上記のポイントサイトはそれぞれ一長一短があり(いずれ詳しく書きます)、使いやすいサイトを見つけて集中して使うのがよいと思いますが、いつどのルートが改悪されるかわからないので、念のため複数のルートは確保しておいた方が良いと思います。ちなみに私はメインで以下のルートを使っています。



いずれのルートにおいても東京メトロポイント(ソラチカルート)を経由してANAのマイルに交換していますが、
これがとても重要なポイントです。
ANAマイルを効率よく貯めようと思ったら「東京メトロポイント(ソラチカルート)を経由する」ということが必須になります。それでは東京メトロポイント(ソラチカルート)を経由した場合と経由しない場合とで、どのくらいマイルに交換した際に差が出るのか上記のルートの一部を使って確認してみましょう。ここではポイントサイトで仮に10,000円分のポイントを得たとします。



この通り、東京メトロポイント(ソラチカルート)を経由したら、0.9倍でマイルに変換できます。

ポイント交換サイト → 東京メトロポイント(ソラチカルート)を経由しないでも直接ANAマイルに交換することができますが、
以下の通りマイルが激減してしまいます。




なんと、9,000マイルもらえるはずが3,000マイルにも満たないマイルとなってしまいました。


これはもう考えるまでもなく交換サイト → 「東京メトロポイント(ソラチカルート)」を経由した方がいいという結論になりますね。

ここまでが各種ポイントをANAのマイルに交換するルートの説明になります。

ポイントサイトはおそらく50を超える数がありますが、実際に使ってみると上記で示したポイントサイトが使いやすくて、ポイントも貯まりやすくて個人的には気に入ったので使っています。



次回はANAマイルを高効率で貯めるのに必要な「東京メトロポイント(ソラチカルート)」経由ルートについて、どうすればよいのか説明させていただきます